齋藤電気の電気実験室

100V系側、一見、コンデンサみたいですが、パワーサーミスタ、といって、突入電流から回路を守る、電流制限素子です。規格によりますと、2.3Aみたいです。勿論、導通があり、大丈夫、でした。

ヒューズが飛んだ原因、それは、この焦げた区間の、何と、100V側配線のリード足が長すぎで、何らかの力がかかって、隣ランドと短絡が原因の模様。発熱による、金属膨張変形による、線間ショート、ですね。プリントパターン面の電線処理は、きちんとしとかなきゃぁ、いけません。製造作業工程ミス、ですね。

ガラス内にヒューズは封入できませんので、外側に添わして、リード足に半田付けしました。

切れたヒューズ線を入れます。同容量ヒューズ線がありました。

しっかり、ヒューズが切れている様子が分かります。内部は真っ黒。